“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】
その違和感は、手を押さえ込むように…きゅっと包み込まれた瞬間から…


時を刻み
時を重ねるごとに…薄らいでいった。





きっと他の何もかも…
こうして慣れていくんだろう…。




そう思うと、さっきまでうるさいくらいドキドキ鼓動していた心臓も、少しはおとなしくなったようで。


あたしはシフォン素材のミニスカートを、右手でキュッとつかんで、小さく息を吐き出した。
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