“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】
大きなパラソルの下とはいえ、チカチカするほど眩しい西日に、足元からも立ち上る熱気。
頭がふわふわ…ふにゃふにゃする。
でもちゃんと、長谷川くんとのおしゃべりに集中しなくちゃ。
運ばれてきたアイスティを一気にストローで吸い込んで、ようやく一息ついたあたしに、
「ねぇ、知ってた?
遥ちゃん…」
長谷川くんが小首をかしげる。
「俺、来週誕生日なんだ」
頭がふわふわ…ふにゃふにゃする。
でもちゃんと、長谷川くんとのおしゃべりに集中しなくちゃ。
運ばれてきたアイスティを一気にストローで吸い込んで、ようやく一息ついたあたしに、
「ねぇ、知ってた?
遥ちゃん…」
長谷川くんが小首をかしげる。
「俺、来週誕生日なんだ」