“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】
遥を見下ろし、そう考えていたオレに、


「絶対来てくれると思った…」


遥がコテン…とオレの胸に寄りかかる。


「凌が…
絶対助けてくれると思った」


遥はオレのTシャツをきゅっと握り締め、


「怖かった。
長谷川くん…
『遥ちゃんに笑ってもらえるなら。
遥ちゃんを笑顔にできるなら。
なんだってしてやるよ』
ついこの前まではそう言ってたのに…。
怖かった」


オレの胸元に顔をこすりつける。

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