“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】
確かに…
オレにも
『俺には…遥ちゃんしかいないってのに。
他には何にもいらないってのに』
そう言っていた。
それなのに…
どうして…
そう思うオレに、
「凌…きゅってして…」
遥がオレの胸元に顔をくっつけたまま、オレを見上げる。
「…怖く…ない?」
そう聞いたオレに、
「凌なら怖くない」
遥は涙の乾いた顔で、ふわりと笑う。
オレにも
『俺には…遥ちゃんしかいないってのに。
他には何にもいらないってのに』
そう言っていた。
それなのに…
どうして…
そう思うオレに、
「凌…きゅってして…」
遥がオレの胸元に顔をくっつけたまま、オレを見上げる。
「…怖く…ない?」
そう聞いたオレに、
「凌なら怖くない」
遥は涙の乾いた顔で、ふわりと笑う。