“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】
凌は、そんなあたしの反応を楽しむかのように見下ろして、あたしの耳元に顔を近づけ、
「遥の身体はイヤだってさ…」
聞こえるか
聞こえないか
ぎりぎり…
そんな
小さな
小さな
声を落とす。
「ほら…
だから言っただろ?」
凌は
あたしの耳元
触れるか
触れないか
ぎりぎりのところで
唇を止め――
「遥の身体はイヤだってさ…」
聞こえるか
聞こえないか
ぎりぎり…
そんな
小さな
小さな
声を落とす。
「ほら…
だから言っただろ?」
凌は
あたしの耳元
触れるか
触れないか
ぎりぎりのところで
唇を止め――