“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】
テスト前で、今日から部活もねぇし。


家に帰ったって、いろいろ考えてオチるだけだし。



「別に。
いいけど」



そう言ったオレに、



「ほんと?
やった♪
じゃあ。
放課後にっ♪」


佐藤さんはボブの黒髪をサラッと揺らして、教室を出ていったけど。



「凌。
今の・・・。
どういうこと?」



宏が、オレの顔面すれすれ。

2センチくらいの、超至近距離で、睨んできた。

< 32 / 641 >

この作品をシェア

pagetop