“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】

「アホか、涼!!
こんなにやるかっ!!
つーか、こんなにできるかっ!!!!!」


その、男のエチケット（?）をガシっと掴んで絶叫したオレに、


「それなーに?」


無邪気に聞いて、触ろうとする遥。


「バカっ!!
遥には関係ねぇよっ!!」


あっち行ってろ!
こんなもん見るなっ!!


オレは二度目の絶叫とともに、それを背中にひた隠した。