“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】
…ま、いっか。
こんな日も…悪くはない。
考えるのはお仕舞いだ。
あごにあてた手をほどき、遥に歩みよる途中、音もなく閉まったドアの気配。
髪を揺らし、くすっと笑って遥を抱き寄せる。
だって――…
最愛の子がこんなに近くにいるんだ。
その幸せをもっとオレに感じさせて?
こんな日も…悪くはない。
考えるのはお仕舞いだ。
あごにあてた手をほどき、遥に歩みよる途中、音もなく閉まったドアの気配。
髪を揺らし、くすっと笑って遥を抱き寄せる。
だって――…
最愛の子がこんなに近くにいるんだ。
その幸せをもっとオレに感じさせて?