“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】
遥が。


ベッドに横たわり、オレを見上げる遥が。


ぼーっとしつつも…。
若干、きょとんとした顔で。


“あれ?
凌?
もう何にもしないの?
えっと…
あたし…どうしたらいいの?”


みたいな表情を向けてくるけど。


もー…いい。


無理。


この際、オレ。

もう――…



“へたれ”でいいです。

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