“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】
あたしが立ち上がろうとする前に、


「ん?
風呂?
もう?
今食ったばかりだろ?
身体に悪いから…」


凌の口から出た“お風呂”って言葉。


その言葉と、さっき見た凌の割れてる腹筋が頭の中をぐるぐるして――…


「りょ…凌も一緒に入るっ!?」


テーブルにばんっ!
…と手をついて立ち上がってしまった。



――もう、あたし…。
何を言ってるの~!!??


真っ赤になるあたしの前。

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