“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】
「遥。
昔と同じ」
声をたてて笑いながら、ベッドの横にちょっと屈んだ凌。
その凌の顔が、暗さに慣れてきた目にきちんと映って。
“凌…カッコいい…”
いつまでも…
いまだに…
出会ってから随分経つのに、慣れることのない、凌の綺麗な顔に見惚れていると、
「かくれんぼ」
凌はあたしの髪をさらさらと撫でながら、顔を右に傾けて微笑んだ。
「遥は、いっつも布団の中に隠れてたよな?」
昔と比べて、ずっとずっと男らしい…低くなった声で。
昔と同じ」
声をたてて笑いながら、ベッドの横にちょっと屈んだ凌。
その凌の顔が、暗さに慣れてきた目にきちんと映って。
“凌…カッコいい…”
いつまでも…
いまだに…
出会ってから随分経つのに、慣れることのない、凌の綺麗な顔に見惚れていると、
「かくれんぼ」
凌はあたしの髪をさらさらと撫でながら、顔を右に傾けて微笑んだ。
「遥は、いっつも布団の中に隠れてたよな?」
昔と比べて、ずっとずっと男らしい…低くなった声で。