“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】
ギシッ…


小さな音と共にベッドの上に上がり、


「まぁ、どこにいたとしても。
遥だけは見つける自信、あるけどね」


くすくすと笑いながら、あたしの横に肩肘をついて寝転んだ凌に、


「…っ…。
…大好きっ!!」


丸めていた体を起こして――…


「大好きっ!!!」


凌を押し倒す格好で、ぎゅゅゅゅぅぅ…っと、抱きついた。


「…え?
遥!?」


戸惑ったような凌の声が聞こえたけど…。

< 384 / 641 >

この作品をシェア

pagetop