“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】
他の男に対する威嚇とか、オレのものだっていうマーキングとか。


そんなつまらない嫉妬のような感情で、遥にかぶせたオレのセーターは、華奢な遥にはぶかぶかで。


スカートが全部隠れちゃうような。
手なんて、指の先も見えていないような。


そんな遥の様子に。
逆に…


“可愛すぎんだろ。
んなの、絶対男のツボ!”


ブルブルブルっ。
顔を横に振って、


「やっぱりダメ!!」


遥からセーターを取り上げたり。

< 411 / 641 >

この作品をシェア

pagetop