“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】
眉間にしわを寄せて、ずり落ちたかばんを肩にかけ直し、苛立ちを露にして美貴さんを見下ろすオレに、
「はい、これで積もる話は終わり」
美貴さんはさっぱりと言い放ち、オレの後ろにまわりぐぐっと背中を押した。
「さぁ、学校に行った、行った!」
…って、なんだよ、ソレ。
ありえねぇんだけど。
オレ、朝から美貴さんの強烈な香水の香り我慢したんだけど?
いったい、なにが言いたかったんだよ?
つーか、朝からオレを振り回すな!
「はい、これで積もる話は終わり」
美貴さんはさっぱりと言い放ち、オレの後ろにまわりぐぐっと背中を押した。
「さぁ、学校に行った、行った!」
…って、なんだよ、ソレ。
ありえねぇんだけど。
オレ、朝から美貴さんの強烈な香水の香り我慢したんだけど?
いったい、なにが言いたかったんだよ?
つーか、朝からオレを振り回すな!