“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】
ひゅ~と、口笛を鳴らす男の子達に向かって、
「手ェ出すなよ?」
おどけたように、でも、真剣な凌の声が、騒がしいホームに響く。
…凌の声って、こんな中でもよく通るんだ…
さすがだな…
じゃなくて!
「凌っ!!」
もが…っと暴れるあたしの肩を、腕に力を入れて押さえつけて、今度は女の子達に視線を走らせる。
「この子になんかしたら、このオレが許さねぇから」
「手ェ出すなよ?」
おどけたように、でも、真剣な凌の声が、騒がしいホームに響く。
…凌の声って、こんな中でもよく通るんだ…
さすがだな…
じゃなくて!
「凌っ!!」
もが…っと暴れるあたしの肩を、腕に力を入れて押さえつけて、今度は女の子達に視線を走らせる。
「この子になんかしたら、このオレが許さねぇから」