“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】
征のときの二の舞になんか、させてたまるか。


つーか、遥になにかしたら、オレが100万倍にして返してやる。


たぶん、あの時のオレには、殺気がみなぎっていたと思う。


男にも
女にも
もし受け入れられなかったら


“徹底的に戦ってやるよ”


遥の肩を、押さえつけるように抱き寄せて。


ガラにもなく、そう熱くなっていたのはきっと――…

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