“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】
あたし…
あたし…ね?


こんな凌もイヤじゃないけど…


イヤじゃないけど――…


「凌っ…
もうダメっ…
それ以上は…
もう…ダメっ…」


あたしが身をよじり、両手でシャツの前を合わせるのと――…


「凌っ♪
遥ちゃん♪
一緒にお昼ごはん食べよう♪
ここにいるのは、わかってんだよねぇ♪」


ガラリと…


凌に押付けられていた扉が開くのが同時で――…。

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