“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】
そこに――…


バサっ…


凌のセーターが頭からかけられた。


続いて――…


「バーカ、宏。
ついてくんなって言っただろ?」


凌が不機嫌そうな声で、あたしを抱き寄せる。


その凌の体温と、


「まさか。
こんな場所でサカってるとは思わないだろ?」


そんな伊藤くんのセリフに、顔から火を噴くほど熱くなる。

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