“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】
そう、間違いなく喫茶店って聞いた。


『ジュースとか。
紙コップに入れるだけだから簡単でいいって、すぐに決まってさ』


確かに、宏はそう言ってた。


まぁ、理系の男が考えそうな楽な案だと思ったけど――…


「嘘じゃないよ。
執事喫茶だもん」


ぺろっと舌を出す宏に――…


“マジ、かよ!?”


オレは、ストンと脱力した。

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