“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】
そんなオレの言葉は――…


「もちろん。
俺もやるよ?」


征自身の…


それも、きちんと“執事服”ってやつを着こんだ征の口から返答を得た。


…って、おまえ。
半端なく似合ってんな。


いや、ホストの方がいけるんじゃねぇ?


ノリノリの征の姿に、半ば呆れ気味にぽかんと口を開く。


そんなオレの腕を引っ張り、


「ほら、並んで。
並んで」


クラスのやつらがよってたかって、オレ等を並ばせる。


「はい、スマイル、スマイル!
やべ。
この2ショット!
これは500円でいけるんじゃねぇ?」


…って、おまえら!!
完全に目が\マークになってるし。


つーか、
いい加減にしろ!!


オレは商売道具じゃねぇ!!!
< 492 / 641 >

この作品をシェア

pagetop