“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】
サンキュ…。
心の中で、そんな春山に感謝して。
でも…。
もう、元には…
…戻らねぇんだよ。
オレは無言で、スッと春山に背を向けた。
「ちょっと!
待ちなさいよ!!
遥は相当なバカだけど…。
その目を覚まさせてやるのが、あんたの役目なんじゃないの?」
春山がオレの肩をグイっとつかむ。
「ま、どうせ、あんたのことだから…。
“遥のしたいように…”とかって、思ってんでしょ?
で?
何?
“オレが遥に冷たくすれば、遥と征はうまくいくし…”って?
そんな考え、バッカみたい!!」
心の中で、そんな春山に感謝して。
でも…。
もう、元には…
…戻らねぇんだよ。
オレは無言で、スッと春山に背を向けた。
「ちょっと!
待ちなさいよ!!
遥は相当なバカだけど…。
その目を覚まさせてやるのが、あんたの役目なんじゃないの?」
春山がオレの肩をグイっとつかむ。
「ま、どうせ、あんたのことだから…。
“遥のしたいように…”とかって、思ってんでしょ?
で?
何?
“オレが遥に冷たくすれば、遥と征はうまくいくし…”って?
そんな考え、バッカみたい!!」