君まで2ステップ
確かに…
あのクリスマスイブから…話すようにはなった。偶然顔を合わせれば。
だけど微妙に避けられる時もあるし、一定の距離は置かれてるし、それ以上(手違いで)近付くとあからさまに離れられる。
近付けたと思ったのは…俺の勘違いだったのか?
結局何も変わってないのかなんて思うと切なくなる。
「はぁ…。」
「んー…?何そのため息…。」
「分かんね。もう色々分かんねぇ。」
「梨亜さんきまぐれだもんなー。
お前も苦労してんねぇーホント。
女の子ならいっぱいいるのにー。選べるくらい。」
「だから…お前はそれでいいかもしんねぇけど…
俺はダメなんだっつの。何回言わせんだよ。」
「いやー…晴輝が揺らいだら俺と遊べるのになーって。」
「お前…一生本気で人を好きにならねぇつもりかよ?」
「んー…そうかもしれないなーってんな寂しいこと言うなよな。
ところで晴輝、今日暇?」
「なんで?」
「今日塾行かなきゃなんなくてさー鬱だから一緒に行かね?」
「なんで俺が…?」
「体験授業だからタダだし。
俺、母親に行けって言われてんだけど誰も知らねぇし…
晴輝も一緒だったら心強いなー♪って。」
「可愛くねぇ。」
「なーいいだろー?晴輝のためにもなるって!!」
「まぁ…別に予定はねぇけど…。」
「おっしゃ決まり!!」
あのクリスマスイブから…話すようにはなった。偶然顔を合わせれば。
だけど微妙に避けられる時もあるし、一定の距離は置かれてるし、それ以上(手違いで)近付くとあからさまに離れられる。
近付けたと思ったのは…俺の勘違いだったのか?
結局何も変わってないのかなんて思うと切なくなる。
「はぁ…。」
「んー…?何そのため息…。」
「分かんね。もう色々分かんねぇ。」
「梨亜さんきまぐれだもんなー。
お前も苦労してんねぇーホント。
女の子ならいっぱいいるのにー。選べるくらい。」
「だから…お前はそれでいいかもしんねぇけど…
俺はダメなんだっつの。何回言わせんだよ。」
「いやー…晴輝が揺らいだら俺と遊べるのになーって。」
「お前…一生本気で人を好きにならねぇつもりかよ?」
「んー…そうかもしれないなーってんな寂しいこと言うなよな。
ところで晴輝、今日暇?」
「なんで?」
「今日塾行かなきゃなんなくてさー鬱だから一緒に行かね?」
「なんで俺が…?」
「体験授業だからタダだし。
俺、母親に行けって言われてんだけど誰も知らねぇし…
晴輝も一緒だったら心強いなー♪って。」
「可愛くねぇ。」
「なーいいだろー?晴輝のためにもなるって!!」
「まぁ…別に予定はねぇけど…。」
「おっしゃ決まり!!」