君まで2ステップ
* * *
「よしっ!!何食う?」
「オムライス。あとピザ。」
「じゃあ俺はハンバーグと山盛りポテトにしよー。ポテトは分けてやるよ。」
「どーも。」
俺たちは学校から10分くらいチャリを走らせたところにあるファミレスに入った。
「で、何があったんだよ?」
「お前に話してもどうしようもないこと。」
「はぁ?それって俺がバカだから話してもしゃーねぇってこと?」
「違う。変えられないから、もう。」
「どーゆー意味?」
「梨亜に好きな人ができたんだ。」
「…マジ?」
「自己申告してきたんだから本気だろ。
つーか俺、そんなこと聞いてもねぇのに…。」
「なーるほど…。
それで弱気で奥手な晴輝くんはへこんじゃってるわけだ。」
「弱気で奥手で悪かったな。」
「別に悪くはねーけど…。
ってか珍しーなーと思って。いつも梨亜さんが陽パパ陽パパ言ってても全然気にしてなかったのにさ。」
「別に…気にしてなかったわけじゃねぇよ。」
「え?そうなん?」
気にしてた。ちゃんと…。
「よしっ!!何食う?」
「オムライス。あとピザ。」
「じゃあ俺はハンバーグと山盛りポテトにしよー。ポテトは分けてやるよ。」
「どーも。」
俺たちは学校から10分くらいチャリを走らせたところにあるファミレスに入った。
「で、何があったんだよ?」
「お前に話してもどうしようもないこと。」
「はぁ?それって俺がバカだから話してもしゃーねぇってこと?」
「違う。変えられないから、もう。」
「どーゆー意味?」
「梨亜に好きな人ができたんだ。」
「…マジ?」
「自己申告してきたんだから本気だろ。
つーか俺、そんなこと聞いてもねぇのに…。」
「なーるほど…。
それで弱気で奥手な晴輝くんはへこんじゃってるわけだ。」
「弱気で奥手で悪かったな。」
「別に悪くはねーけど…。
ってか珍しーなーと思って。いつも梨亜さんが陽パパ陽パパ言ってても全然気にしてなかったのにさ。」
「別に…気にしてなかったわけじゃねぇよ。」
「え?そうなん?」
気にしてた。ちゃんと…。