君まで2ステップ
「なんだぁ?あいつ…。
見た目的に大学生…だけど…。」

「最低だな。あんな人間になるなよ、愁。」

「なんねぇから!!晴輝の中の俺の評価低すぎ!!」

「お前の普段の発言から考えると、ああいう人間になるのがオチじゃないか?」

「だーから!!別にあれはふざけて言ってるだけで本気じゃねぇから!!
俺はお前が梨亜さん一筋なの知ってるし、気持ちがそう簡単に揺らいだりしねぇってのも知ってるから!!」

「…そーかよ。」





「つかさー遊んでそうなら余裕じゃね?
会ってすぐ飲んでそっこーホテルだろ?」

「まぁ…さすがにバレンタインだし?
適当にロマンチックな演出とかしてからだろ。」

「やるなー…。
いいよなお前…二重人格だもん。
ふつーその外見からそういうやつだって想像できねぇもんなぁ…。
お前の見た目ってトクだよなー。」

「まぁな。
あの女だって俺の見た目とかしか見てねぇし。
ま、俺もあの女の顔しか見てねぇけど。」

「いいんじゃね?
どーせ体だけだし、お互いに必要なの。」

「だよな。」

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