君まで2ステップ
「お前がマンション出て行ったとき、俺、母さんに買い物頼まれてて…
自転車置き場にいたんだよ。」
「え?」
「お前の肩を抱いた男があいつだって分かった瞬間、血の気引いた。
で、夢中で追いかけた。」
「えぇ!?全然気付かなかった…。」
「気付かれねぇようにしたんだよ。
でもどうにかしてお前とあいつを引きはなさねぇとって思った。
だけど…。」
「?」
「店入るとこで止められた。」
「え…?なんで?」
「高校生は禁止って言われたんだよ。」
「えっ!?なんで高校生だって…。」
「顔でバレたらしい。」
「まぁ…晴輝、童顔だしね。
ってかなんで高校生禁止なんだろう?
だってあの店、ノンアルコールのものだってあるのに…。」
「ねぇよ。あの店はアルコール入ってる飲みもんしかねぇ。」
「はぁ!?だってあたし、啓介さんにノンアルコールのものを…。」
「それ、アルコール入りだから。
だからお前、眠くなっちまったんだろ?」
「えっ!?なんで…?
っていうかお店入れなかったのにどうやって…?」
「全部理由話したのに全然聞き入れてくれねぇから、強行突破した。」
「強行突破?」
「…倒した。」
「はぁ?」
自転車置き場にいたんだよ。」
「え?」
「お前の肩を抱いた男があいつだって分かった瞬間、血の気引いた。
で、夢中で追いかけた。」
「えぇ!?全然気付かなかった…。」
「気付かれねぇようにしたんだよ。
でもどうにかしてお前とあいつを引きはなさねぇとって思った。
だけど…。」
「?」
「店入るとこで止められた。」
「え…?なんで?」
「高校生は禁止って言われたんだよ。」
「えっ!?なんで高校生だって…。」
「顔でバレたらしい。」
「まぁ…晴輝、童顔だしね。
ってかなんで高校生禁止なんだろう?
だってあの店、ノンアルコールのものだってあるのに…。」
「ねぇよ。あの店はアルコール入ってる飲みもんしかねぇ。」
「はぁ!?だってあたし、啓介さんにノンアルコールのものを…。」
「それ、アルコール入りだから。
だからお前、眠くなっちまったんだろ?」
「えっ!?なんで…?
っていうかお店入れなかったのにどうやって…?」
「全部理由話したのに全然聞き入れてくれねぇから、強行突破した。」
「強行突破?」
「…倒した。」
「はぁ?」