君まで2ステップ
「わっ…晴輝!!ずぶ濡れじゃない!!」

「まぁ…な。」



曖昧に返事をした途端に閉まるドア。
閉まったと同時に沈黙が俺たちを包む。



「って梨亜も濡れてんじゃん。」

「まぁねー…でも晴輝ほど濡れてないから大丈夫!!」


久々に…梨亜と話す…
そんなことを思うと急激に体温が上がる。
梨亜は全然俺のことなんか気にしてないみたいだけど…。




ドーン…!!ゴロゴロゴロ…











雷が鳴った。

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