君まで2ステップ
待って…
晴輝って…こんな声だったっけ?
前はもっと可愛くて…って前っていつ?
「梨亜、聞いてる?」
「え?なっ…何?」
「あのさ…お前、全然分かってないみたいだけど…
俺、もう高2。
普通にお前の知ってる『男の子』の俺じゃないから。」
「え…何…?」
「あのさ…俺も男だから。」
『男の子』の俺…?男…?
晴輝は晴輝のままじゃないの?
意味分かんないんですけど!!
っていうか晴輝は晴輝じゃん!!
確かに…少しは…背とか伸びたし(っていうかあたしより今はでかいし)、声も…なんだか妙に低くなったし…
男の子っぽさっていうよりはむしろ…
「梨亜?」
「えっ…あ、ごめん!!で、何だっけ?」
「『何だっけ』じゃねぇよ…まぁいいけど。
とりあえずここから出ないとな…。」
「うっ…うん。」
とはいうものの…
ついさっき言われたことが頭の中をぐるぐるしちゃって集中できそうにない…
ってあたしのバカ!!
なんで晴輝ごときのことで頭悩ましてんの!!
あたしは来るべきクリスマスに備えなきゃなんないっていうのに…!!
晴輝って…こんな声だったっけ?
前はもっと可愛くて…って前っていつ?
「梨亜、聞いてる?」
「え?なっ…何?」
「あのさ…お前、全然分かってないみたいだけど…
俺、もう高2。
普通にお前の知ってる『男の子』の俺じゃないから。」
「え…何…?」
「あのさ…俺も男だから。」
『男の子』の俺…?男…?
晴輝は晴輝のままじゃないの?
意味分かんないんですけど!!
っていうか晴輝は晴輝じゃん!!
確かに…少しは…背とか伸びたし(っていうかあたしより今はでかいし)、声も…なんだか妙に低くなったし…
男の子っぽさっていうよりはむしろ…
「梨亜?」
「えっ…あ、ごめん!!で、何だっけ?」
「『何だっけ』じゃねぇよ…まぁいいけど。
とりあえずここから出ないとな…。」
「うっ…うん。」
とはいうものの…
ついさっき言われたことが頭の中をぐるぐるしちゃって集中できそうにない…
ってあたしのバカ!!
なんで晴輝ごときのことで頭悩ましてんの!!
あたしは来るべきクリスマスに備えなきゃなんないっていうのに…!!