君まで2ステップ

変わりゆく想い

* * *


気を失った晴輝をはるママとあたしでなんとか運んで(主にはるママのパワーのおかげで)、あたしは今、はるママんちのソファーに座ってる。


「寒かったでしょ?
晴輝を運んでくれたお礼にとびっきり美味しいお茶出してあげる。」

「ありがとー♪」

「っていうか普通に帰った方がいいか…梨亜んち隣だしねぇ…。
梨亜、帰る?」

「えーお茶飲みたい!!」

「じゃあ着替えてから来なさいよ。ね?」

「うんっ!!着替えてくる!!」




* * *


「ただいまっ!!」

「おかえり。」

「着替えたら、ちょっとはるママんとこ行ってくるね♪」

「はぁ?」

「お茶に呼ばれたから!!」

「あ…そう…。
あんまり迷惑かけないのよ?」

「分かってるってば!!」


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