君まで2ステップ

静かにそっと

【晴輝side】


目を開けるともう真っ暗だった。

寝ている間にかなり汗をかいたみたいでなんだか気持ちが悪い。
ゆっくりと体を起こし、別のスウェットに着替えた。



「腹…へった…。」


俺は自分の部屋のドアを開けてリビングへ向かう。
なんだか…妙に静か…。

















リビングのソファーに座って雑誌を読んでる人が一人目に入る。

え…ちょ…待て。

なんで…?






「梨亜…?」

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