イチゴジャム




「最後に一つ聞いていい?
俺に1%も可能性ないよな?」



「うん。ごめん。」




なんて残酷なあたしの言葉。




でもあるなんて言えない。



あたしは逃げなかった。



「そっか…。ありがとう羽。好きだよ。」
そう言うと大はもう一度強く抱きしめた。



そして優しくあたしを離した…。



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