ありがとうを…キミに。
その日。学校の校門の前で雅が来るのを待っていた。




そして、向こうから歩いてくる雅を見つけた。俺は、雅のいる場所まで走った。






「雅」


俺に気付いた雅は、逃げようとした。しかし、毎度毎度逃げられては待ち伏せした意味がなかったので、雅の腕を掴んだ。





「何で、逃げんだよ」


雅は黙ったまま、下を向いている。



「はぁ~」

俺はため息をつき、雅の手を引いて校舎に入り、目にはいった図書室に入った。





中に入ると誰もいなかった。




雅は黙ったまま、何も話さない。




少しの沈黙のあと、俺は話し出した。













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