ありがとうを…キミに。
第一章

出逢い

俺は屋上へと続く階段を、いつものように上がっていた。




屋上は、俺が一番好きな場所。



そして、俺が俺でいられる唯一の場所。












今日もいつもと変わらない、


そう思っていた。










キミに出逢うまでは…

















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