大好きな君へ
ラブレター
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「ラブレターだよ!」
突然、結衣が言い出した。
放課後の教室。
その教室には結衣と私しかいなかった。
「ラブレター!?」
私はびっくりして机に座っている結衣を見た。
「うん!ラブレター!」
結衣は何か企んだ顔をしていた。
「気持ち伝えたいんでしょ?ラブレターだよ!」
私は唖然としながら結衣を見ていた。
そんな私を無視して結衣はしゃべり続けた。
「今から書こっか!」
結衣が鞄から紙を取り出した。