空に叫ぶ愛

それがたまらなく今の私には幸せに感じるの。


でも、やっぱり私の胸には傷痕があって。


幸せと傷痕。


空に恋をして貰った幸せと、治癒しても治癒しきれない心の傷の葛藤。



…どうにかしてほしい。



この胸の傷を抱えたまま生きていく強さなんて私は持ちあわせていない。


そんなに強くない。


今ならあいつらをビンタするくらい簡単にできそうなのは、きっとあいつらが近くにいないから。


私は結局、強がることしかできない。


バカだ。