空に叫ぶ愛
いつの間に、こんなに好きになっていたのだろうか……?
「今日も空くん、遅刻かいな?」
あれから1週間経った。
そして空はあれから学校に来なかったり、遅刻して来たりして。
私との会話はほぼない。
空が話しかけてくれるんだけど、私がなんとなく気まずくしている。
そして、今は二時間目が終わった10分休み。
まだ、空は学校に来ていない。
「最近は調子よさそうやったのに…」
最近〝は〟?
それって………
「どうゆうこと?」
複雑そうな顔をした翔と若菜が顔を見合わせて、翔が口を開いた。
「空…愛ちゃんが来る前は学校を休んだり、遅刻とか普通にしよったんよね」
「そう。でも、愛ちんが転入して来てからは毎日欠かさず学校来よったけん」
私は目を見開いた。
そうだったんだ………
「今日も空くん、遅刻かいな?」
あれから1週間経った。
そして空はあれから学校に来なかったり、遅刻して来たりして。
私との会話はほぼない。
空が話しかけてくれるんだけど、私がなんとなく気まずくしている。
そして、今は二時間目が終わった10分休み。
まだ、空は学校に来ていない。
「最近は調子よさそうやったのに…」
最近〝は〟?
それって………
「どうゆうこと?」
複雑そうな顔をした翔と若菜が顔を見合わせて、翔が口を開いた。
「空…愛ちゃんが来る前は学校を休んだり、遅刻とか普通にしよったんよね」
「そう。でも、愛ちんが転入して来てからは毎日欠かさず学校来よったけん」
私は目を見開いた。
そうだったんだ………