珍・鶴の恩返し
鶴子が本来の姿の鶴に戻り、ジーさんとバーさんの方を振り向きながら飛び立った


鶴子:今まで本当にありがとう・・・このご恩は決して忘れません・・・

ジーさん:ま、待つんじゃ・・・

鶴子:グエ・・・


何が起きたか説明しよう。鶴子は後ろを振り向きながらながら飛んだため、近くの木の枝に長い首がひっかかったのだっ!!(ガビーン!!)

ジーさん:だから待てと言ったのに・・・

バーさん:仕方なかろう・・・もともと罠にかかってしまう程のドジなんじゃ

鶴子:鶴子:今まで本当にありがとう・・・このご恩は決して忘れません・・・

バーさん:さすがは鶴子まるで何事もなかったかのように、同じセリフをしゃべっとる

ジーさん:気をつけてな・・・本っっ当に気をつけてな〜っ

鶴子:クエっ


鶴(鶴子)が空を飛んでるスズメとぶつかる


ジーさん:・・・

バーさん:ありゃ、また近いうちに罠にかかるぞい


鶴子は大空をははたいた。久しぶりの青い空である。鼻歌まじりに、実に楽しそうに飛んでいる

が、その瞬間っ!!


パンっ!!


一つの銃声がした。

鼻歌まじりに飛んだところ、その鼻歌で猟師に場所を悟られたのだ

1羽の鶴が青い空から地上へと落ちた


ヒゲづら:今日は鶴鍋じゃ・・・


哀れ、鶴子は最初に罠を仕掛けたヒゲづらに撃ち落とされたのだった


そんなことなど知るよしもないジーさんとバーさんは、鶴子が残した大量生産が可能な機械を使って、


楽・し・て


幸せに暮らしましたとさ(オイ)

めでたし。めでたし(全然めでたくねぇだろ!!鶴子死んでんじゃねぇかっ!!)
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