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ふわふわしてる…ここは雲の上?


しばらくして目を開けると、知らない部屋で知らないベッドの上で寝ている。

ここどこ?


ズキッ…

頭痛い…昨日、響と飲んだんだっけ?

あ〜1つも覚えてない…

ぶかぶかのスウェットをひこずりながら部屋を出ると、お酒の匂いが部屋全体に充満していた。

その中でソファで響は寝ている。

起こすの悪いから…着替えてから、この部屋の掃除しよ。ベット占領しちゃったし




1時間ほどすると、響が起きてしまった。

「あっ、おはよう」

目を擦っている響って高校生のころと似てる。


こう見えても高校生の時、響が入部していたバスケット部のマネージャをしていた。
夏休みの合宿とかで寝顔とかを見たことがある。

「部屋の掃除してくれてたんだ、ありがとう」

「どういたしまして、そろそろあたし帰るね。」

「送って行く。」

響が寝室に入ってしまった。



数分後、ジーパンにTシャツと言うラフな格好をして出てきた。
手には鍵を持っている。

「そんなの悪いよ。泊まらせてくれたのに」

「コンビニとか行きたいからそのついで」

背中を押されて、一緒に部屋を出た。そのままついて行くと駐車場についた。



黒色の大きな車の前で止まった。

「これ、響の?」

「そうだよ。早く乗って」

かっこいい車。響にぴったし!似合ってる





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