キミがいた夏
口内をうごめく何か――
それが彼の舌だと理解する頃には
立ってる事すら困難だった。
どこで息をするの?
何も分からないまま
必死に彼の真似をした。
くちゅくちゅと響く音。
それは彼のなのか、私のなのか。
区別もつかないまま
されるがままだ。
それが彼の舌だと理解する頃には
立ってる事すら困難だった。
どこで息をするの?
何も分からないまま
必死に彼の真似をした。
くちゅくちゅと響く音。
それは彼のなのか、私のなのか。
区別もつかないまま
されるがままだ。