キミがいた夏
まさか、こんなところで続き・・・?
それはイヤ。
絶対にイヤ。

「続き・・・興味ない?」

「こ、こんなとこじゃイヤだ」

「ふ~ん。じゃ、別の場所ならいいんだ?」

ひょっとして
自分で自分の首を絞めた?

「俺もこんな場所はご免だ。
さ、帰るよ」

私を起こすと
手際良くベッドを片付ける彼。
鍵を掛けて、職員室に返すと裏門へ向かう。

「こっちの方が近道なんだ」



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