キミがいた夏
彼はただ
じっと窓から外を眺めていた。

声を掛けていいものやら・・・
躊躇したのは覚えている。

だって・・・

彼は学年一、頭が良くて
誰よりも見た目が良くて
だけど、誰をも近寄らせない
独特の雰囲気を持った人だったから。

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