純愛ラブレター
圭「まさか…夏世が??」
祥「そんなわけないだろ!あいつ、紗綾の葬式以来、顔出してないじゃないか!」
僕らのもう一人の仲間、根本夏世。
紗綾が命名したあだ名は、かよっち。
紗綾と夏世は、親友であり幼馴染みな二人だ。
僕とブチ(圭介)と…同じだ。
その夏世は、紗綾の葬式に出席したけれど、その後消息不明になっている。
祥「辛いのはわかるけどよ…音沙汰なしってあり得ねぇよ!!」
圭「祥平落ち着けよ!なにも、夏世にあたることはないだろ!?」
ブチに言われてハッとした…。
紗綾のお母さんが言うには、病が発覚してからずっと紗綾のそばにいたのは、何を隠そう夏世だったからだ。
祥「そう…だよな。ごめん」
圭「夏世だって、いつか戻ってくるさ。だから…待ってようぜ?」
祥「…あぁ」
夏世はあの日以来、2年間僕たちと会っていない。
夏世のお母さんの話だと、通夜と告別式が終わった直後にいなくなったらしい。
圭「そういえばさ…夏世のお母さん、意味深なこと言ってたよな?」
―あの子はきっと帰ってくる。紗綾ちゃんとの約束を果たして…―
祥「そんなわけないだろ!あいつ、紗綾の葬式以来、顔出してないじゃないか!」
僕らのもう一人の仲間、根本夏世。
紗綾が命名したあだ名は、かよっち。
紗綾と夏世は、親友であり幼馴染みな二人だ。
僕とブチ(圭介)と…同じだ。
その夏世は、紗綾の葬式に出席したけれど、その後消息不明になっている。
祥「辛いのはわかるけどよ…音沙汰なしってあり得ねぇよ!!」
圭「祥平落ち着けよ!なにも、夏世にあたることはないだろ!?」
ブチに言われてハッとした…。
紗綾のお母さんが言うには、病が発覚してからずっと紗綾のそばにいたのは、何を隠そう夏世だったからだ。
祥「そう…だよな。ごめん」
圭「夏世だって、いつか戻ってくるさ。だから…待ってようぜ?」
祥「…あぁ」
夏世はあの日以来、2年間僕たちと会っていない。
夏世のお母さんの話だと、通夜と告別式が終わった直後にいなくなったらしい。
圭「そういえばさ…夏世のお母さん、意味深なこと言ってたよな?」
―あの子はきっと帰ってくる。紗綾ちゃんとの約束を果たして…―