純愛ラブレター
僕と君
紗綾の三回忌まで、一週間と迫った頃、僕とブチは…ブチの家でアルバムを広げていた。
圭「あっ!これ、紗綾ちゃんと夏世と初めて一緒になったときの写真じゃね?」
ブチは、ある一枚の写真を指差した。
僕とブチの他に、当時のクラスメート達が写った写真。
その中にはもちろん、紗綾と夏世もいる。
祥「紗綾と夏世に会ったのは、高2だったからな〜」
僕とブチは、当時の思い出を脳裏に蘇らせた。
━6年前、四月
圭「祥平!急げー!遅刻するぞー!」
祥「待てって!お前チャリじゃねぇか!!」
慌ただしく走る僕たち。
ブチを待っていた僕は、案の定寝坊したブチにより…遅刻しそうになっている。
祥「てか、寝坊した本人がそんなのんきでどうするんだよ!」
走りながら叫ぶ僕。
圭「いいから早く走れー!」
チャリをこぎながら、ブチが言う。
そして、公園の前の交差点に差し掛かった時だった。
「きゃああああ!!」
祥「うわあああああ!!」
僕は、誰かとぶつかってしまった。
ブチが事態に気付き、チャリのブレーキを掛ける。
圭「あっ!これ、紗綾ちゃんと夏世と初めて一緒になったときの写真じゃね?」
ブチは、ある一枚の写真を指差した。
僕とブチの他に、当時のクラスメート達が写った写真。
その中にはもちろん、紗綾と夏世もいる。
祥「紗綾と夏世に会ったのは、高2だったからな〜」
僕とブチは、当時の思い出を脳裏に蘇らせた。
━6年前、四月
圭「祥平!急げー!遅刻するぞー!」
祥「待てって!お前チャリじゃねぇか!!」
慌ただしく走る僕たち。
ブチを待っていた僕は、案の定寝坊したブチにより…遅刻しそうになっている。
祥「てか、寝坊した本人がそんなのんきでどうするんだよ!」
走りながら叫ぶ僕。
圭「いいから早く走れー!」
チャリをこぎながら、ブチが言う。
そして、公園の前の交差点に差し掛かった時だった。
「きゃああああ!!」
祥「うわあああああ!!」
僕は、誰かとぶつかってしまった。
ブチが事態に気付き、チャリのブレーキを掛ける。