…きっと恋してる
「許す…かな?でも次は無いわね!別れるわーあははっ」


「許すの?」


「一度ならね?惚れた弱みかな…でも…信じてるから絶対そんな事しないって!」


自信満々に言った由香里が羨ましかった


あたしには言えないなぁ


だって自信ないんだもん…



「そろそろ始まるよ」


由香里が腕時計を見て言う


グラウンドには選手達の姿がありそれぞれアップをしていた


あたし達に気づいた2人が手を振った
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