…きっと恋してる
家までまでの帰り道淳平と手を繋ぎながら歩く


「なあ…俺と付き合ってくれる?」


繋いだ手にぎゅっと力がこもる


「どうしよっかなぁ」


「げっ!勘弁してよー俺も泣いちゃうよ?」


「バカ…泣く泣くゆうな!」


「ごめんなさい」



思い出すだけで恥ずかしいんだから


淳平は急に立ち止まるとあたしに言った


「俺さっ本気で明の事好きだから!ずっと好きだったんだ…誰かに取られるなんて嫌だったんた」


「取られるって…」


「明は知らないだろうけどお前モテるんだぜ…」


「嘘ーあり得ないよ」


「嘘じゃない…明の事いいって言ってる奴結構いてさっ…だから俺早く自分の物にしたかったんだ…」


「あたし物じゃないよ…?」


「解ってるごめん」


薄暗い帰り道に街灯がぽぉっと灯った
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