…きっと恋してる

小さく震える華奢な身体に気づき俺は手を止めた



パジャマのボタンを留めて小さく口づけた



「…どうして…淳平…?」



潤んだ瞳を俺に向ける



「大事にしたいからお前の事…身体だけじゃなくて心も抱きたいから…今日はここまでな?」



やっぱり淳平には叶わない…不安な気持ちに気づいてくれた



それが明は堪らなく嬉しかった



「少しずつ進めばいいよ俺達は…なっ?」
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