…きっと恋してる
―――…
――…
「ねぇちょっと淳平遅くない?」
「何やってんだあいつ…」
眉間にシワを寄せた完ちゃん。
「あたし、見に行ってくる」
「あたしらも行くよ、ねっ完ちゃん」
「おう」
そして3人で部室に向かった。
「淳平ー何やって…」
カチャリと開けた部室の扉。
「な…に…してる…の…?」
見になんて来なければ良かった…。
部室の床に重なる人影。
それは紛れもなく、女の子の上に覆い被さる淳平だった。
「きゃっ」
「え…わっ…?!」
女の子は、さっとはだけた胸元を押さえた。