…きっと恋してる
「なんか完ちゃんバカにしてない?!」


うん…なんて言えない由香里さん恐いです!


「しっ…してないし」


「そう?ならいいけどっ♪それよりあんたは淳平の事どう思ってんのよ?」


「どうって言われても…友達としか思ってないし…解んないよそんなの」


「好きかキライかっていったら?」


「そりゃあキライではないけど…好きかどうかなんて…」


「キライじゃないならいいじゃん?」


「あのねぇ…そんな簡単にはいかないでしょ?大体あいつがあたしを好きなんてありえないよー」


ただの腐れ縁だよ…


「由香里様のカンを馬鹿にするでない!」


ペシッとあたしの頭を叩くと自分の席に戻って行った


「いたっ…もぉ…」


頭をさすりながら窓越しの空を眺めた
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