…きっと恋してる
元に戻りクスッと笑った彼は眼鏡を掛け知的な感じがする


きっと頭も育ちもいいのであろう


淳平とは違う彼の雰囲気に飲み込まれそうだった


「何?なんか顔についてるなかな…」


不思議そうに聞かれ我にかえる


…あたし見とれてたんだ


恥ずかしいなぁもう


「なっ何もないよ…」


「そう?ならいいけど」


そして彼は立ち上がり本棚へ向かった
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