『スキ』
―――――――――

やべぇ、遅れる。

入学式に遅れるとかまぢ立たされるし…


俺は急いで駆けていた。

ドン、、きゃっ。


きゃっ?


誰かにぶつかった。倒れてる女の子は…―


見た瞬間惚れた。


「いた~ぃ、だっこ~」

『はい、だっこします。

あの名前は?一年生?』

「ありがとう、あたし華乃 舞、よろしくね」


『おう俺、工藤 千〈クドウ セン〉仲良くしてね』


瞳の綺麗な舞がお姫様だっこされつつ抱きしめて来る。


「スキ☆」


そのまま寝てしまった彼女を抱いて保健室へ。

まさかスキなんて言われるなんて思わなく…


俺の心は爆発寸前だった。


のに………― 舞は日野がスキぃぃぃ……。。


☆千Side☆



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