『スキ』
「誰?」


光が聞いた探る様な声が響いた。


『えっ、ただの男友達だけど?

つかさぁ、光っ、あたし達そろそろ付き合わない?


あたし、光、スキだもんだから…っっ「違う…お前のスキは、違うよ。ぢゃあな」



なんで…―?


道路の端っこで丸くなった。


立って居られなくなった。


スキってまぢだったのに、違うと言われた。


両想いだと思った。


一気に転落した…―


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